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【2022年最新】結婚詐欺の事例3つ|詐欺師の特徴と手口も解説

婚活を始めいろいろ調べていくと、結婚詐欺の事例を目にする機会が増えたという方が多いのではないでしょうか。

近年、婚活市場は結婚相談所からマッチングアプリへと移行しはじめ、より多くの人が積極的に活動しています。そのため、詐欺師たちもマッチングアプリへ潜り込み騙されやすそうなターゲットを物色しているのです。結婚詐欺被害に会いたくないという人は、過去の事例から詐欺師がどのような手口で接近してくるのか知っておきましょう。

【この記事でわかること】
・結婚詐欺の事例
・結婚詐欺の特徴
・被害にあった場合の相談先

局長
 詐欺被害はここから相談するのじゃ! double_arrow詐欺事件に強い弁護士事務所へ相談する

Contents

結婚詐欺(恋愛詐欺)とは?

結婚詐欺(恋愛詐欺)とは?結婚詐欺とは、結婚する意思がないのにお金を騙し取る手段として結婚を匂わせる詐欺行為を指します。主なターゲットは、結婚適齢期を過ぎた30代以上の男女が該当し、好意を持たせて嫌われたくないという心理を利用するため、恋愛詐欺とも呼ばれているのです。

結婚詐欺師や恋愛詐欺師は、出会いとしてSNSやマッチングアプリを利用していることが多く、インターネットを日常的に使用している人であれば誰でも被害者になり得る詐欺といえます。

結婚詐欺にあたる行為とは?

結婚詐欺にあたる行為とは?結婚詐欺は、恋人に嫌われたくないという純粋な恋愛感情を利用し、被害者の純粋な気持ちを踏みにじる卑劣な好意です。日常的に詐欺行為を働いている詐欺師以外にも、お小遣い欲しさに相手を騙した人も詐欺行為に該当していると捕まる可能性があります。

ここでは、法律上の詐欺行為に該当する4つのポイント簡単に解説していきますが、詳しく知りたい人は下記の記事をチェックしてみてください。

欺罔(ぎもう)行為

欺罔行為という言葉は、聞きなれない人が多くどういった行為かわからないという人がほとんどではないでしょうか。欺罔行為とは法律用語のひとつであり、詐欺目的で相手を騙し欺く行為のことです。

例えば、お金や資産を騙し取るために相手に結婚の意思があるように見せかけたり「家族が病気で」「事業がうまくいかない」というような嘘を信じ込ませる行為が該当します。本人に詐欺の自覚があろうがなかろうが、悪意を持って人を陥れ金銭をだまし取ると詐欺罪で懲役刑が科される場合もありますので注意してください。

また、逆をいうと最初は結婚の意思が本当にあった場合や、お金を受け取る際に話した理由が嘘でなければ欺罔行為に該当しないため、結婚詐欺を立証するのは難しいでしょう。

相手の錯誤(さくご)

錯誤とは、一般的に認識と事実が異なる思い違いという状態を指しますが、法律用語では詐欺師がついた嘘や作り話を信じ騙されていることを意味します。例えば、相手が詐欺師とは知らず、結婚を約束した恋人だと信じて疑わない状態や作り話や嘘を事実と認識している状態のことです。結婚詐欺は被害者側の錯誤がなければ詐欺罪が成立せず、嘘とわかっていてお金を渡していた場合、返金は難しいでしょう。

ただし、同乗させるようなエピソードでお金を要求したり、お金をだまし取る目的で結婚話を持ちかけたりした場合は、詐欺未遂罪に該当する可能性があります。人生において嘘ついたことがない人のほうが少ないとは思いますが、人を陥れようとしたと認められた場合は、何らかの罪に該当する可能性がありますので気をつけましょう。

交付行為

交付行為とは、金銭や資産を被害者側が加害者側に渡すことを指します。つまり、結婚詐欺の成立には、詐欺師がターゲットとした相手に嘘の情報を伝え騙した上で、被害者自らお金や財産を渡してしまったという事実が必要なのです。そのため、被害者を信用させ家の合鍵や資産情報を入手し、知らないうちに金銭や財産を持ち去ってしまう行為は詐欺罪ではなく窃盗罪にあたります。

また、金銭を詐欺師に渡すだけでなく、故意に処分させることもこちらに該当しますので覚えておきましょう。ちなみに、錯誤により詐欺師に交付してしまった金銭の今後の取り扱いについては、刑法ではなく民法で争うこととなるため、刑法上の詐欺罪が成立したからといって、自動的に返金されるわけではありません。

財産の移転

先に説明した交付行為は、金銭や資産が被害者の所有ではなくなったことを指すのに対し、財産の移転は、被害者の金銭や資産の権利が加害者または加害者の関係者といった第三者に渡ることを意味します。財産とはお金や金品だけでなく、不動産や株といった権利譲渡にあたって契約書締結が必要な資産も該当しますので、覚えておきましょう。

また、詐欺罪成立にはこれまで解説した4つのポイントすべてを立証しなければいけません。実際に4つのポイントすべてに該当していても、事実を裏付ける証拠がなく加害者側が否定した場合は、詐欺罪が成立せず逮捕に至らない可能性があります。結婚詐欺にかかわらず、詐欺罪の成立が難しいと言われているのは、4つのポイントが証明できないことが要因です。

 

結婚詐欺師の特徴

結婚詐欺師の特徴結婚詐欺師や恋愛詐欺師は、SNSやマッチングアプリといったインターネット上のあらゆるところに潜んでいるため、いつ被害に遭ってもおかしくありません。このような詐欺は、詐欺師との関係が深くなればなるほど騙されやすくなるため、被害を防ぐには初期段階で詐欺師かどうか見抜く必要があります。

ここでは、結婚詐欺師の特徴を解説していきますので、このような人物からメッセージが届いた場合や恋人の特徴が当てはまる場合は注意が必要です。

高学歴で、会社社長や医者などを装う

マッチングアプリで高学歴や高収入といったハイスペックな恋人ばかり探している人は要注意。結婚詐欺師や恋愛詐欺師は、有名大学卒業・会社経営者・医者といった誰もが羨むようなハイスペックな経歴を装っている可能性が高いのです。

そもそも詐欺師は身元が割れないように偽りの姿をターゲットの前で演じるので、経歴すべてが嘘であるケースが多いでしょう。経歴がすべて嘘であるならばすぐに見抜けるのではないかと考える人もいますが、本物と偽物の見分けがつかないよう詐欺師も考えているのです。

例えば、有名商社で働いている場合「勤務先から家が遠い」「忙しい職種なのにレスポンスが早い」「同じところで勤務している知人に聞いたら知らないと言われた」というようにさまざまなパターンで違和感を感じたり嘘がばれやすくなります。しかし、会社経営や医者という職業だと仕事のルーティーンがわからないので多少の違和感があっても気が付かないのです。

セレブを感じさせる趣味や、高価な時計などを身につけている

結婚詐欺師は、ターゲットの興味を引くためセレブ感漂う趣味を持ち、高価な腕時計やハイブランドを身にまとっています。このようなパフォーマンスによりお金に余裕があるように見せかけて、高学歴かつ高収入な人物であると被害者に信じ込ませるのです。セレブを感じさせる趣味とは、ゴルフ・乗馬・ワイン・美術品があげられますが、一般人で詳しい人はあまりいないので、適当なことをそれっぽくいっているだけで騙されてしまう人もいます。

したがって、結婚詐欺被害を防ぐには本物のセレブが嗜む趣味を勉強すると良いでしょう。実際にゴルフやワイン収集といった趣味を始めるのはお金がかかりますが、インターネットや本で知識を習得するだけならコストはそんなにかかりません。趣味を通じて本物のお金持ちに出会える可能性もあるので、婚活中の方はぜひ勉強してみてください。

付き合っても家に招待しない

お付き合い中の恋人が頑なに自宅に招いてくれない場合は、結婚詐欺または恋愛詐欺を疑っても良いでしょう。とくに、結婚前提にお付き合いしているのにもかかわらず何かと理由をつけて家に招待しないのは、不自然でありとても婚約関係にあるとは思えません。「家が散らかっているから」「忙しくて時間がない」というように毎回お家デートを断る相手は何か隠している可能性が非常に高いといえます。

もちろん、自宅に人を招き入れるのが苦手な人や潔癖症で招待できないという人もいますので、この特徴だけで判断せずトータル的に詐欺かどうか見分けていきましょう。また、結婚詐欺師から自宅の写真を見せられたり、マッチングアプリやSNSに自宅写真が投稿されていても、本人の顔が写っていなければどこかで入手した写真かもしれません。

家族や友人を紹介しない

家族と仲が良く友人や知人がたくさんいると自慢しているのにもかかわらず、恋人を紹介しない人はお金目的の詐欺師か体目的の遊び人と考えてまず間違いないでしょう。一般的に、婚約前後にお互いの家族や友人に紹介してから結婚するので、結婚の約束をしているのに周囲に合わせないというのは考えられません。結婚詐欺師の場合、家族や友人に紹介してしまった場合、詐欺行為がバレたときに捕まるリスクが高くなります。

また、体目的の遊び人の場合、周囲に紹介してしまうと本当に結婚しなくてはいけなくなったり、体目的であるとバレたときに周囲の評価が著しく下がったりと不都合なことが起きるので紹介しません。稀に、家族がすでに他界していたり、友人関係が気薄で紹介する人がいないというケースもありますが、詐欺師ではないと断定できないのでほかの特徴が当てはまらないかチェックしてみましょう。

証拠を残そうとしないため、一緒に写真を撮らない

結婚詐欺は刑法上の詐欺罪に該当するため、バレてしまった場合懲役刑を科されたり、損害賠償や慰謝料を請求されたりするため、出来るだけ証拠になるものを残さないように行動しています。そのため、一緒に写真を撮ろうとすると顔を背けたり逃げ回ったりと、過剰なくらい嫌がるのです。ただし、日本人の半数以上が写真をとられるのが苦手というデータもあるため、写真嫌いイコール詐欺師というわけではありません。

ただし。日常生活で写真を嫌がる人は多くいても、婚約や顔合わせの人いった特別な日も過剰に拒否する人は詐欺師の可能性が高いでしょう。顔写真は犯人逮捕の有力な証拠となるため、ほかにも詐欺師の特徴が当てはまっていたらバレないように写真を撮っておくのも手です。

結婚詐欺師がよく使う手口

結婚詐欺師がよく使う手口結婚詐欺に騙されてしまう人が何人もいるということは、手口が巧妙なのではないかと考える人も多いのではないでしょうか。結婚詐欺は「恋人から嫌われたくない」「恋人を疑うのはよくない」という心理を利用した詐欺行為であるため、手口自体はある程度パターン化しています。

ここでは、結婚詐欺師がよく使う手口をいくつか紹介していきますので、恋人とのやりとりが当てはまっていたら注意深く観察してみてください。

マッチングアプリや婚活アプリで連絡する

結婚詐欺師は出会いの場として、パートナーを探している人が集まるマッチングアプリや婚活アプリを利用しています。婚活とは「結婚活動」を略した言葉であり、そういった人たちをターゲットにした詐欺は婚活詐欺とも呼ばれることも。マッチングアプリや婚活アプリは、プロフィールや理想の条件を設定すると、条件に近い人の中で自分自身も相手の条件に当てはまっている人と効率的に出会えるツールです。

ただし、プロフィールは自己申告制のため、偽っていたとしても嘘かどうか判断できません。このようなアプリに結婚詐欺師が潜んでいる可能性は否定できませんが、大多数は純粋にパートナーを探している人なので、メッセージのやりとりで相手を慎重に見極めていきましょう。

早い段階で結婚の意思があることを伝える

結婚詐欺師の目的は、結婚ではなくお金をだまし取ることであるため、マッチングから早い段階で結婚の意思があることを伝えたり匂わせてきたりします。例えば「運命の人」「一目惚れした」というようにストレートに伝えてきます。詐欺師は、最初のやり取りで相手の対応を判断し騙せそうな相手ならば関係を続け、難しそうな相手なら早々に手を引くのです。つまり、早い段階で結婚の意思を伝えるのは、相手をその気にさせる以外に相手がターゲットにふさわしいかどうかもチェックしているのだと推測できます。

近年、スピード婚やゼロ日婚というワードも多くのメディアで取り上げられていますが、そういったケースはごく一部であるため、早々に結婚話を進めてくる相手はその後の行動をみて判断しましょう。

最初は普通の恋人を演じる

結婚詐欺師は、出会って早々で結婚を匂わせてくるものの、最初は普通の恋人のように演じるケースがほとんどです。ターゲットとの信頼関係を築くために最初からお金の無心はせず、毎日のメッセージのやり取りやデートを重ねて愛を育む普通のカップルと同じような行動をとります。このような期間は、結婚詐欺師が被害者から多額のお金をだまし取るための準備段階であり、ハイスペックな経歴に優しい性格と非の打ち所のない人物を演じるため、すっかり騙されてしまう人も少なくないでしょう。

ただし、結婚詐欺師はただ理想の恋人を演じるだけではなく、次のお金を引き出す段階に進むための仕込みとして「家族が最近体調が悪い」「新しい事業を始めようと思っている」というような話をしてきます。

特別な事情でお金を要求する

結婚詐欺師は相手が自分を信用していると確信を持つと、理想の恋人を演じる準備期間で仕込みエピソードに絡めて突発的にお金を要求してくるようになります。例えば「家族の入院費を払ったら手持ちがなくなってしまったからタクシー代を貸して欲しい」「財布を忘れてしまったから立て替えて欲しい」というように渡さざるを得ない理由でお金を要求するでしょう。

お金の要求に違和感を覚える人もいますが、信頼を高める準備段階ではお金を要求することはほとんどないため、最初は戸惑うものの恋人が困っている状態をほっとけず渡してしまう人が多いのです。また、詐欺師はお金の要求以外にも、ため息が増えたり悩んでいるそぶりを見せたりと、これまでになかった態度を見せるようになります。

少しずつ借りる頻度と額を上げる

結婚詐欺師は、特別な事情でお金を要求し相手がお金を貸してくれることがわかると、少しずつ借りる頻度や金額を釣り上げていきます。結婚詐欺師がこのような手口を使う理由は、最初から高額を要求してはいくら恋人でも怪しまれる可能性が高いため、少しずつ釣り上げてて相手の感覚を麻痺させるためです。

この段階に入ってくるとお金を要求されても「恋人を助けるためだから」「結婚するのだから」とお金の貸し借りではなく、援助という認識に変わっているでしょう。また、金銭的に余裕がなくなってきてお金を出し渋ったり、お金の使い道を再確認すると「信用していないのか」というように相手が逆上するケースもあります。お金を貸すのに納得していなくても、争いが面倒だからと言われるがままに渡してしまったという事例もあるのです。

ある日突然行方をくらます

結婚詐欺師との関係は、ある日突然連絡が取れなくなり詐欺師が行方をくらますことで終了します。結婚詐欺師は、相手に支払い能力がなくなってきたと判断したり、これ以上一緒にいたら詐欺行為が発覚するかもしれないと感じたりすると、バレてないうちに連絡手段を断つのです。一方被害者側は、突然婚約者と連絡が取れなくなり詐欺を疑うどころか、相手が何かトラブルに巻き込まれたのではないかと心配してしまう人が多いでしょう。

したがって、被害者は突然連絡が取れなくなった恋人を心配して、周囲に相談した際に詐欺ではないかと指摘され事件が発覚するのです。また、詐欺行為に気がついたときに相手の連絡先や住所がわからないと、詐欺行為が立証できたとしても損害賠償や慰謝料請求ができないので注意してください。

最新の結婚詐欺事例3つ

最新の結婚詐欺事例3つ結婚詐欺や恋愛詐欺の手口は、ある程度パターン化されていますが、細かい設定は時代に合わせて変化しています。ここでは、結婚詐欺の最新事例を紹介していきますので、被害者がどのような設定でお金を騙し取られてしまったのかみていきましょう。過去の事例は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

詐欺師の男に5,000万円騙し取られた50代の独身女性

ひとつめの最新事例は、50代の独身女性が結婚詐欺常習犯の男に騙され5,000万もの大金を失ってしまった体験談です。この女性は、日々の仕事やプライベートのストレスを電話で男女をつなぐテレクラというサービスで発散していたところ、会社経営者の男性と知り合い恋に落ちました。知り合ってからはトントン拍子に話が進み、1週間で交際をはじめそのまた1週間後にはプロポーズにまで発展したのです。

ここまでは、運命の相手のように見えますが、ここから詐欺師のお金の無心がはじまります。プロポーズから早々にバツイチで娘がいることをカミングアウトされ、留学費として500万円の援助をお願いされました。婚約者の子供だからと了承すると「口座からお金が引き出せない」「大金を落としてしまった」というような理由で次々と金銭要求がありましたが、この女性は一度も疑わなかったといいます。気がついた頃には全財産4,000万円を渡しており、これ以上はお金を渡せないとなったタイミングでもう1,000万の追加を頼まれたので、母親に頼み込みお金を渡してしまいました。

その翌日、恋人と連絡が突然取れなくなり心配して行方を調べたところ、詐欺であったと気がついたのです。その後、警察に届けるとその男は結婚詐欺常習犯であり、他にも被害者が大勢いることがわかりました。

詐欺師の男に600万円を騙し取られた元CA

ふたつ目の事例は、元CAでハイスペックな男性と何度もお付き合いしたことがある、一見詐欺に騙されなさそうな女性が600万円騙し取られた体験談です。

この女性は容姿や職業からたくさんの男性とお付き合いしてきましたが、求めるものが多くなかなか結婚には至らず悩んでいるところ、行きつけのバーで会社経営者と名乗る男性と出会いました。この男性は、自分より若いのに色気があり、レディーファーストでスマートな印象であったため、すぐにお付き合いに発展したそうです。

しかし、お付き合いから1ヶ月後には事業がうまくいかなくなりデート代を女性が負担するようになりました。その後も何かと理由をつけてお金を要求されましたが、罪悪感たっぷりの表情に「助けてあげなくちゃ」と定期預金も解約して全財産600万円を渡してしまったのです。そんな男性との終わりはあっけなく、ある日突然連絡が取れなくなり、詐欺が発覚しました。

この女性は詐欺被害に気がついてすぐ警察や弁護士に相談したので、何とか騙し取られたお金を取り戻せたそうです。

詐欺師の女に1,000万円騙し取られた男性医師

最後に紹介する事例は、高学歴かつ高収入のハイスペック男性が、結婚相談所で女結婚詐欺師に1,000万円騙し取られたお話です。この男性は、勉強は得意だけれどコミュニケーションが苦手という理由で結婚の機会を逃していたため、結婚相談所に登録し婚活をはじめました。

結婚相談所では、容姿やコミュニケーション能力よりも経済力が重視される傾向にあるため、多くの女性から声をかけられますが、あからさまなお金目当ての女性にうんざり。しかし、めげずに婚活パーティーに参加したところ、職業を聞いても目の色を変えない女性と出会ったのです。見事カップル成立し、何度かデートを重ねたところで女性にプロポーズし良い返事をもらえた男性はこれから先の未来にウキウキしていましたが、それも長くは続きません。

婚約関係になった途端「結婚指輪」「新居」と何かにつけてお金を要求されるようになり、お金を出し渋るとヒステリックになる彼女に疲弊していきました。結婚に焦っていた男性は結局1,000万円近く女詐欺師に渡してしまい、お金がなくなってきたと察した彼女は一方的に別れを告げ音信不通になったそうです。

 

結婚詐欺に遭った場合はどうすればいい?

結婚詐欺に遭った場合はどうすればいい?結婚詐欺に遭ってしまった場合、どう対処したら良いのかわからない人が多いのではないでしょうか。

結婚詐欺にかかわらず詐欺被害に遭った場合は、できるだけ早く専門機関への相談をおすすめしますが、目的によって相談先が異なりますので注意してください。また、相談に行く前に詐欺があったと証明できる証拠をなるべくたくさん集めておきましょう。

警察に相談する

結婚詐欺師を法的に罰したい場合は、詐欺行為があったと証明できる証拠を持って、警察に相談または被害届を提出しましょう。相手にされた行為が刑法の詐欺罪に該当する場合、警察は詐欺容疑で捜査できるようになります。

ただし、証拠が不十分な場合は、被害届が受理されず相談だけになってしまうので注意が必要です。被害届提出時に証拠が不十分と指摘された場合は、どのような証拠が必要なのか聞いておきましょう。犯人逮捕には被害発生からできるだけ早く警察に届けた方が良いといわれていますが、被害届の提出に期限はありませんので、証拠を揃えて再度足を運んでください。

また、被害届が受理され犯人逮捕となったとしても自動的に騙されたお金が帰ってくるわけではありませんので、返金目的であれば弁護士へ相談しましょう。

弁護士に相談する

結婚詐欺師に騙されて渡してしまったお金や財産を取り戻したい人は、結婚詐欺事件の取り扱い実績が豊富な弁護士事務所へ相談に行きましょう。先に説明した通り、結婚詐欺師が逮捕されたからといって返金が確定するわけではありません。

騙し取られたお金を取り戻す場合は「賠償金請求」、詐欺事件によって精神的ダメージを受けた償いをしてほしい場合は「慰謝料請求」をする必要があります。どちらも個人での手続きもできますが、お金を取り戻す可能性を高めたいのであれば専門知識を持った弁護士への依頼がおすすめです。

また、弁護士費用は原則依頼者負担とされていますが、詐欺は不法行為に該当するため裁判に勝てば弁護士費用の一部を請求できます。

結婚詐欺事例に関するよくある質問

結婚詐欺事例に関するよくある質問結婚詐欺や恋愛詐欺の被害を未然に防ぐには、過去の事例から詐欺の手口や詐欺師の特徴を知っておくことが重要です。ここでは、結婚詐欺事例を調べていく過程で多くの人が疑問に思うよくある質問をいくつかピックアップして回答していきます。

結婚願望がありパートナーを探している人やインターネットで知り合った婚約者がいる人はぜひチェックしておきましょう。

同棲してたり体の関係があれば、結婚詐欺を立証できる?

結論から申し上げますと、同棲や体の関係があっただけでは結婚詐欺を立証することはできません。

結婚詐欺を立証するには、婚約関係にあったことを証明しなければいけませんが、同棲や体の関係があったという事実だけでは難しいでしょう。婚約は口約束でも成立しますが、相手が否定した場合確たる証拠がないと婚約関係にあったことが証明できないのです。婚約を証明するには「婚約指輪」「式場予約」「顔合わせ」といった結婚の意思が明らかにわかる出来事の領収証等が有効といわれています。

つまり、詐欺から結婚しようといわれていてもそれを証明できなければ、婚約していなかったとみなされ結婚詐欺を立証できないのです。ただし、成立要件を満たしていれば結婚詐欺には該当しないものの、詐欺罪が立証できるので賠償金請求の対象にはなります。

結婚詐欺師と体の関係を持ってしまった場合のリスクや対処方法は下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。

お金以外に注意すべきことはある?

結婚詐欺は、お金以外にも株や不動産といった財産を狙われる可能性もありますので、お金を渡さなければ良いということではありません。詐欺師は言葉巧みに誘導し、被害者の財産を合法的に奪い取ろうとします。具体的には「結婚したら共有財産になるから」「税金対策になるから」といった理由で株や不動産の所有権を被害者から加害者または、加害者の関係者に譲渡する手続きをさせます。財産の所有権を一度放棄し、第三者に渡ってしまうと取り戻すのは難しいでしょう。

ただし、欺罔行為や錯誤が認められた場合は、法的な手続きで所有権を放棄していても無効にできる可能性があります。結婚詐欺師は、金銭だけでなく資産を狙っていることもありますので、十分に注意してください。

詐欺師は偽名を使う?

すべての詐欺師は、氏名だけでなく住所や職業といったプロフィール全般を偽っているといっても過言ではないでしょう。結婚詐欺は犯罪行為であるため、立証され逮捕されてしまうと10年以下の懲役刑が科されます。そのため、詐欺行為が発覚した場合でも身元がバレないように、ありとあらゆる情報を偽称してターゲットに近づくのです。

また、詐欺被害発覚後、犯人と連絡が取れたとしても氏名や住所がわからないと賠償金や慰謝料請求は難しいでしょう。SNSやマッチングアプリで知り合った恋人の行動に違和感を感じたら、不意打ちで免許証やパスポートといった公的な身分証を見せてもらってください。見せてとお願いしたときに頑なに拒否する相手は、結婚詐欺師の可能性が高いと判断し慎重になりましょう。

まとめ:詐欺師の特徴や事例を知って、結婚詐欺に遭わないよう対策しよう

結婚詐欺被害を未然に防ぐには、過去の事例から詐欺師の特徴や手口を把握し対策しておくことが重要です。一般的に結婚詐欺師との関係が深くなればなるほど騙されやすく、多額の金銭を騙し取られてしまうため、初期段階で見分ける必要があります。

SNAやマッチングアプリで出会った恋人が怪しいと感じたら、この記事で紹介した詐欺師の特徴に当てはまらないかチェックしてみましょう。万が一、騙されてお金や財産を渡してしまった場合は、警察や弁護士に相談してください。

局長
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